時の経つのは早いもので、既に初老の域に入った小生であるが、いまだに山登り(低山が多い)や諸々の趣味等の他、長野での家庭果樹菜園は続けている。そして今年、人生のひと区切りである金婚式を迎えるに至った。いろいろ迷惑をかけてきた女房に多少の恩返しをしようと、九十九里の宿に泊りに出かけた。この辺は何度となく来ているが、夜中に一人カメラを据えての星空撮影が殆どである。帰り銚子港に寄り、海産物の土産を買い、ちょっと寄り道して香取神宮の近くの「伊能忠敬」記念館を見てきた。江戸時代に粗末な道具で、日本地図を完成させた偉人の足跡を偲んできた。