新型コロナウイルスで緊急事態宣言が出さているが、田舎で百姓をやっていると松戸で家にこもって居るわけにもゆかぬ。田舎はまだ寒い。朝起きるとバケツの水に薄氷が張っている。果樹の消毒を行い、ジャガイモの植え付けをする為に畑を耕し、雑草を退治し、剪定した枝を焼却した。帰り、関越道は随分と車は少なく感じた。山、詩吟の集会等が中止となり、暇なため黒岩重吾の「聖徳太子」の文庫本を引っ張り出して読んだ。聖徳太子と蘇我馬子の権力に対する確執を描いているが、登場人物の名前が難解で覚えずらい。例えば推古天皇は豊御食炊屋姫(とよみけかしきやひめ)、聖徳太子の正妃は菟道貝鮹皇女(うじのかいだこのひめみこ)、愛妃は刀自古郎女(とじこのいらつめ)等々、とても覚えきれない。でも我慢して全4巻約1600ページを読み終えた。
剪定した枝を燃やす 耕す前の畑
耕した後 カラスが餌を漁って後を追う
レンギョの花が綺麗だ 聖徳太子の文庫本