剱連峰の北端に位置する毛勝山に行ってきた。ここも大変な山の一角を占めており、稜線の夏道ルートは12時間程かかる。今回は少しでも時間短縮を図るため、雪渓を遡る谷筋ルートのツアーに参加した。この山は登山口からの標高差が1400m程あり、雪渓も上部にゆくにしたがって傾斜がきつくなった。帰りは下るのが恐いほどの急斜面に感じ慎重にピッケルを使って下降した。それでも歩行時間は9時間を超した。厳しい山を1つクリアーした感じだ。これで今シーズンの冬山、春山の雪のある山の山行は終了した。これから梅雨の季節になり、どの程度計画が実行できるかが問題である。