冠山(福井と岐阜の県境)と長野、安平路山(飯田)に登ってきた。北陸、信越に虫食い状態で点在する300名山を効率よく運転の負担を少なく回るには中野市の実家をサテライト基地とした方が便利だ。しかし、畑の草取むしりや庭等の手入れ、果樹の消毒、摘果、袋掛け等の農作業が付随するリスクも伴う。愚痴は別にして、冠山は冠峠から登るが峠の開通が5月末のため、満を持しての挑戦だ。山容は冠の如く急峻だった。登山道脇には根曲がり竹のタケノコが沢山あり、帰って定番のサバ缶入り卵とじの味噌汁や煮物で旬の味を楽しんだ。安平路山は登山口までの未舗装の林道が決め手。村役場で通行許可を得たが、四駆で何とか走れる悪路だった。中央アルプスの南端に位置するツウの間では一応名の知れた山だが、物好きな登山者は他におらず、8時間近い一人旅だった。登山口にある休息舎に泊まったが結構きれいだった。頂上近くの避難小屋も同様で寝袋が備えてあった。中央アルプス、南アルプスの眺望が良かった。