紀伊半島中央部の2百名山(金剛山、伯母子岳)、3百名山(大和葛城山、護摩壇山)に登ってきた。大和葛城山、金剛山は歴史に名を残した楠正成ゆかりの地で難航不落の千早城跡もある。楠正成は「大楠公」として詩吟にも度々登場し、千早城の名前も漢詩に登場する。交通の便も良く人気が高く、特に金剛山は多くの登山客で賑わっていた。二山に登って高野山に抜ける途中、九度山を通った。真田昌幸、幸村親子が流された場所だ。今も辺鄙な寒村だった。護摩壇山はスカイラインが開通して苦も無く登れるが、伯母子岳は多くのアップダウンを経て往復6時間近い行程だった。