高塚山・黒法師岳(4/29‐30日)

雪不足で尾瀬、景鶴山( 残雪期しか登れない)が山行不可となったので、急遽計画を前倒しして、南アルプス深南部の高塚山と黒法師岳に登ってきた。共に長いダートな林道を走らなければならず、直前まで地元の林道管理部門とやり取りした。高塚山は林道の奥の山犬段に立派な避難小屋があり登山者も多かった。一方、黒法師岳は厳しい山だった。土砂崩れのある林道を2時間近く歩き、そこから3時間かけて1000mを超す急登を経て頂上に辿りつく。黒法師岳は、2000mを超す山としては日本最南端に位置するという。また、この山は300名山だけでなく、三角点ハンターには垂涎の場所らしい。普通三角点の上には+の刻印があるが、黒法師岳の刻印は×になっている。これは珍しいことで他にはあまりないらしい。この三角点を求めてやってくるハンターも大変だ。300名山ハンターも同じ穴のムジナか!