池口岳(7月28日)

7月28日は前から南アルプス最南端の池口岳を予定していたが、台風の進路のど真ん中。しかし、雨雲の動きを良く分析すると、28日午前3時頃には池口岳を通過している。この機を逃すべからず。27日夕刻松戸を出発。登山口では雨が激しく車の屋根を叩き眠れない。でも3時半に目を覚ますと雨はすっかりやんでいた。4時、ヘッドランプで出発。登山口の標識に頂上まで6時間25分とあったが、めげずに歩き出す。長い長いアップダウンのある尾根道を繰り返し、頂上に達した頃には陽も射してきた。展望は利かなかったが、雨具を出さずに済んだ。厳しかったが記憶に残る山行であった。レアーな山で、レアーな日だった為、10時間を超す歩行であったが、全くの一人旅だった。