奥茶臼山(9月16日)

南アルプス、赤石岳の南側に位置する奥茶臼山に登ってきた。赤石岳からは長い稜線上の先端に聳えるその山並みをいつも眺めていたが、今度は逆に南アルプスを眺める番だ。良く通行止めになるしらびそ峠まで長い林道を車で入り、車中泊して稜線を歩く。最初は登山道の両脇は苔むしていて、北八ヶ岳を彷彿させるのだが、それもつかの間稜線に出ると風倒木が登山道を塞ぎ、避けて進まなければならず、歩きずらい。この日、関東では雨降りだったようだが晴れ間も出て登山日和である。残念ながら頂上は樹林帯の中で展望は利かない。途中の登山道からは聖岳周辺の山が見えた。これで南ア及びその周辺の山は登り切った。登山道が荒れていたため、コースタイム8時間ジャスト。