長野県南部で唯一残っていた信州百名山の鬼面山に行ってきた。この山は東西に登山道はあるが、両者とも登山口に通じる林道が崩壊していて後回しになっていた。復旧の見通しも無く、春になったので挑戦した。情報を整理したところ東側の登山口である豊岡村からの方が林道の歩きは少ないようだ。林道を歩いて驚いた。豪雨の爪痕がすざましかった。3.8k歩いて登山口へ。虻川沿いの登山道は踏み跡程度しかなく危険だ。そこから頂上に繋がる登山道は急坂の尾根を600m棒登りだ。所々ロープも設置されており、立科山の登りよりひどい。助けは不明確な登山道を補助してくれるピンクリボンのみ。レアーな山なので、今日も一人旅であった。信州百名山残すは夏道のない戸隠の堂津岳と東山のみとなった。
登山口 灌木の映える急坂
鬼面山山頂 安平路方面