越後三山の縦走を行った。八海山神社駐車場に車を止め、三山をめぐり元に戻るルートである。まずは神社から千本檜小屋を目指す。テント装備で荷が重い。千本檜では無人小屋で泊まる。翌日がこのルートの正念場である。まず八海山の縦走で鎖場が連続し、垂直の登攀や、30m近い鎖もあり、入道岳迄続く。更にこの先がオカメノゾキと言われる難所。痩せ尾根のアップダウンの下り500m、そこから登り800mを経てやっと中岳避難小屋だ。その間炊事用の水を汲んで担ぎ上げなければならない。更に運悪く小屋は満杯状態。靴脱ぎ場に板を渡して辛うじて寝た。しかし翌日は天気に恵まれ、紅葉が朝日に照らされ眩しかった。越後駒ケ岳をピストンして急な尾根を下り、満ち足りた気分で八海山神社に辿り着いた。
入道岳を目指す 入道岳
オカメノゾキへ下る 炊事用水の補給
中岳避難小屋 越後駒ケ岳に向け出発
越後駒ケ岳 中の岳からの稜線