北アルプスの常念岳に行ってきた。晴天をチェックして行ったつもりだったが、遥かに望む穂高連峰や槍ケ岳の絶景は雲の中で見ることは出来なかった。今回は「一の沢」から入った。このルートはエスケープで2回程使っているが登るのは初めてである。今回の目的は北アルプスで2857mの高峰最後の挑戦と、頂上にあると言われている、坂村真民の歌碑の確認である。彼の詩は詩吟にも多く登場し、詩吟の先生に若し行く機会があったら見てきて欲しいと頼まれていた。しかし残念ながら歌碑を見つけることは出来なかった。二日目に常念岳を往復し下山したが、気は若いつもりでも78才、寄る年波には勝てず登山口に戻る頃には、ヘロヘロであった。