10月に入り休みの度に雨が降る。焼山も3回目の挑戦だ。しかし、登山口に着いたらまた雨。1時間半ほど待って、小降りになったので、出発。最初はまずまずの登山道だったが、途中から火山の山らしくV字形に深くえぐれた、急峻な谷を2つ程越えなくてはならず、ハシゴやザイルを手掛かりに危険な登下降を強いられた。また頂上直下では3点確保の岩登りやガレ場のトラバース等大変だった。更に雨で方向が掴めず、スマホの位置確認を頼りにやっと頂上にたどり着いた。時間は12時半だ。此の山はまだ危険なため、車の入れるゲートは10月までの土日祝日の朝6時から夕方5時までと限られている。雨で出発を後らせたため、時間がない。他の登山者は誰もいない。雨の中事故を起こさぬよう、慎重にしかもできる限りの速足で駆け下りた。ゲート閉門まであと15分を残すのみだった。
急斜面をハシゴ、ザイルで登る 登山道から見た焼山
焼山山頂にて 火打山と裏火打