会社を定年退職して、新しい人生を模索していた時、日本ガイド協会がツアー登山の安全性を高める為、初めての認定資格制度を発足させるとの新聞報道があった。今まで「自称ガイド」と称するガイドが多く、事故も絶えなかった。これはいい機会であり、今まで経験してきた登山の集大成として、是非受けてみようと思った。約1年にわたり広範囲から出題される学科試験、八ケ岳や富山等に出向いての実技試験を経て1年後、漸く合格することが出来た。1回目の合格率は２０％前後で結構厳しい試験であった。でも合格証の授与は当時、日本ガイド協会の会長を務めていた故橋本龍太郎総理大臣から直接頂いて、光栄であった。その後「北アルプス総合案内所」でガイドとして約８年間勤めた。案内した山域は北海道から九州まで全域にわたり、累計95コース、700余人をガイドした。中でもシーズン中は南アルプスや北アルプス、北海道や九州の山に人気があり3泊から4泊で何回も登り、登山道を今でもしっかり記憶している。シーズンオフでは日帰りの関東近隣の山が多かった。今になれば楽しい思い出である。以下にツアーの際配布したパンフレッド(16コース)と写真をほんの一部であるが掲載する。

◎北海道のツアーと集合写真【一部】

◎東北地方のツアーと集合写真【一部】

◎南アルプスのツアーと集合写真【一部】

◎北アルプスのツアーと集合写真【一部】

◎九州のツアーと集合写真【一部】

◎白山ツアーと集合写真【一部）】

◎関東甲信越のツアーと集合写真【一部】

◎その他のガイド山行

上記ガイド山行に記載出来なかった主なツアー名をリストにして下記に示します。これ以外にツアーの一部融合したり、切り離したりして組み合わせたツアーもいくつかあった。又忘年山行と称して忘年会を組み込んだツアーも毎年計画して楽しんだ。